歩いているとき、立ち仕事のあと、気づくとかかとがジンジン痛むことってありませんか？
そんなときに頼りになるのが「かかとだけ支えるインソール」。靴の中敷きを丸ごと替えるのではなく、かかと部分だけにクッションを追加することで、衝撃を吸収し疲れを和らげてくれる便利なアイテムです。
ここでは、かかとだけ支えるインソールの特徴や選び方のコツ、そしておすすめ商品を紹介していきます。日常の快適さをアップさせたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
かかとだけ支えるインソールとは？どんな人におすすめ？
「かかとだけ支えるインソール」は、靴の中敷き全体ではなく、かかと部分だけをカバーする小さなインソール。別名「ハーフインソール」「ヒールクッション」などとも呼ばれています。
特徴は以下の通りです。
- 衝撃吸収性が高い：着地時のショックを和らげてくれる
- 部分的に使える：靴が窮屈になりにくい
- かかとの抜け防止にも◎：靴ずれやパカパカ感を軽減
おすすめなのは、こんな方です。
- 長時間の立ち仕事や通勤で足が疲れる
- 新しい靴を履くとかかとが当たって痛い
- パンプスや革靴でかかとが抜けやすい
- ランニングやウォーキングで衝撃を感じやすい
つまり、「足の疲れは気になるけれど、靴の中全体を変えるのは面倒」という人にぴったりの簡易ケアグッズなんです。
かかとに負担がかかる理由
歩くたびにかかとは地面からの衝撃をダイレクトに受けます。
特に、アスファルトの上を歩くことが多い人や、硬い底の靴を履いている人は、そのダメージが大きくなりがちです。
さらに、
- 靴のサイズが合っていない
- かかとが擦れるデザインの靴
- アーチの崩れによる歩行バランスの乱れ
といった要因が重なることで、かかとへの負担が増え、痛みや疲れを引き起こすことがあります。
かかと専用のインソールは、こうした衝撃やズレを「部分的に受け止める」設計になっており、足全体を支えるフルタイプに比べて手軽に導入できるのが魅力です。
かかとだけ支えるインソールの主なタイプ
1. 貼り付けタイプ
シールのように靴の中に貼るタイプ。ズレにくく、かかとがしっかり固定されます。
パンプスやローファーなど、脱ぎ履きの多い靴におすすめ。
2. 差し込みタイプ（置くだけ）
靴の中に入れるだけで使えるタイプ。厚みを調整したいときや、複数の靴に使い回したい場合に便利です。
立ち仕事やスニーカー通勤の人に人気。
3. ジェル・シリコンタイプ
柔らかい弾力があり、着地の衝撃を吸収。透明素材のものが多く、靴を選びません。
ヒールやパンプスで痛みを感じやすい人に最適です。
4. クッションフォームタイプ
スポンジや低反発ウレタンなどを使ったタイプ。柔らかく、疲れにくいのが特徴。
長時間歩くシーンにおすすめです。
素材で選ぶポイント
かかとだけ支えるインソールは素材によって履き心地が大きく変わります。
- ジェル・シリコン素材：高い衝撃吸収力。長時間の歩行でも快適。
- ウレタン・低反発素材：ふかふかの柔らかさで、足裏全体を優しく支える。
- 本革・合皮素材：通気性と高級感があり、ビジネスシューズにも合う。
- 布・起毛素材：ムレを防ぎつつ、滑り止め効果もあり冬場に◎。
使用する靴や季節に合わせて素材を選ぶことで、快適さがぐっとアップします。
失敗しない選び方のコツ
靴との相性をチェック
靴の中に余裕が少ない場合、厚めのインソールを入れると窮屈に感じることがあります。
薄型タイプや貼付タイプを選ぶとフィットしやすいです。
用途を明確にする
「靴ずれ防止」「衝撃吸収」「身長アップ」など、目的によって最適な素材や形状が変わります。
特にビジネスシューズやパンプスの場合は、見た目の違和感が出ないタイプを選びましょう。
足型に合ったカーブを選ぶ
かかとの形状（丸型・縦長・広め）に合った形を選ぶことで、フィット感が向上します。
商品説明の「対応サイズ」や「靴種対応」を確認するのがポイントです。
衛生面・耐久性もチェック
汗やムレが気になる人は、抗菌防臭加工のある素材を選ぶと清潔に保てます。
ジェルタイプはへたりやすいので、定期的に交換を。
かかとだけ支えるインソールおすすめ10選
ここからは、人気の高いおすすめインソールを紹介します（順不同）。
1. ジェルヒールクッション（透明タイプ）
柔らかいシリコン素材で、かかとを包み込むようにサポート。パンプス・スニーカーどちらにも対応。
2. ソルボ ヒールカップ
医療分野でも使われる高弾性素材「ソルボセイン」採用。衝撃吸収性が高く、足腰への負担を和らげます。
3. ダイソー かかとクッションパッド
100円ショップで手に入るコスパ最強アイテム。貼るだけでかかと抜けを防止できます。
4. ドクターショール ヒールサポートパッド
ジェルと布のダブル構造。滑らず安定し、長時間立っていても疲れにくい。
5. ニューバランス ヒールクッション
スポーツブランドらしい高反発素材。ランニングや通勤ウォーキングにも◎。
6. スニーカーフィットヒールパッド
厚めのウレタンフォームで、歩くたびにクッションが沈み込み、ふわっとした履き心地。
7. パンプス専用かかとジェル
透明タイプで目立たず、靴ずれを防止。ハイヒールを履く女性に人気。
8. シダス ハーフインソール
フランス発ブランド。かかととアーチを支え、歩行姿勢を整える設計。
9. バネ インソール ライトヒール
軽量で通気性の高い設計。スポーツにも日常にも使える万能モデル。
10. クッションプラス かかとサポート
低反発ウレタンと滑り止め生地の組み合わせで、ズレにくく安定。革靴にもおすすめ。
かかとインソールを使うときの注意点
- 最初は短時間から試す
慣れるまで違和感が出ることも。数時間から始めて徐々に慣らすのがおすすめ。 - 靴の中でズレないように固定する
貼付タイプはしっかり圧着し、差し込みタイプは靴下との摩擦で動かないか確認を。 - 定期的に交換する
ジェルやスポンジ素材は数カ月でへたることがあります。
クッション性が落ちたら新しいものに替えましょう。
また、痛みやしびれが長く続く場合は、整形外科や靴専門店に相談することも大切です。自己判断で使い続けるのは避けましょう。
まとめ：かかとだけ支えるインソールで毎日の疲れを軽減
「かかとだけ支えるインソール」は、小さくても効果的な足のサポートアイテムです。
衝撃を吸収して足の疲れを軽くし、靴ずれやかかと抜けの悩みも和らげてくれます。
ポイントは、自分の靴・足・使うシーンに合ったものを選ぶこと。
ちょっとした工夫で、毎日の歩行がぐっと快適になります。
お気に入りの靴をもっと長く、もっとラクに履きこなしたい方は、ぜひ「かかとだけ支えるインソール」を試してみてください。
