「デキる男は足元から」なんて言葉、聞き飽きたかもしれません。でも、やっぱり本当なんです。どんなに仕立ての良いスーツを着ていても、足元の革靴がボロボロだったり、安っぽかったりすると、全体の印象は一気に崩れてしまいます。
逆に、手入れの行き届いた上質な革靴を履いているだけで、背筋がスッと伸び、自信が溢れてくるから不思議ですよね。
2026年現在、革靴の世界は大きな転換期を迎えています。原材料の高騰で価格が上がる一方で、スニーカーのような履き心地を持つハイブリッドモデルや、驚異的なコストパフォーマンスを誇る新興ブランドが注目を集めています。
今回は、ビジネスからカジュアルまで網羅した、今選ぶべき革靴 ブランド メンズの決定版をお届けします。あなたの相棒となる一足を見つける旅に出かけましょう。
なぜ今、大人の男に「本物の革靴」が必要なのか
今の時代、オフィスでの装いはどんどんカジュアルになっています。「わざわざ硬い革靴なんて履かなくてもいいじゃないか」と思う人もいるでしょう。しかし、カジュアル化が進む今だからこそ、きちんとした革靴を履くことの価値が高まっています。
周囲がスニーカーや簡易的なスリッポンで済ませている中で、上質なレザーの光輝く一足を履いている。それだけで「細部にまで気を配れる人」という無言の信頼を勝ち取ることができるのです。
また、良い革靴は「投資」としての側面も持っています。1万円の靴を使い捨てにするよりも、5万円の靴を10年履き続ける方が、結果的にコストも安く済み、何より愛着という名の深みが増していきます。
1万円台から狙える!圧倒的なコスパを誇る実力派ブランド
まずは、「とにかく仕事でガシガシ履きたい」「でも安っぽすぎるのは嫌だ」という方に最適な、実用性抜群のブランドを見ていきましょう。
スニーカー感覚の衝撃texcy luxe(テクシーリュクス)
「革靴は疲れる」という常識を覆したのが、アシックス商事が手掛けるこのブランドです。見た目は本格的なビジネスシューズですが、ソールはスニーカーそのもの。初めて足を入れた瞬間、その軽さとクッション性に驚くはずです。1万円前後で買えるため、外回りの多い営業マンにとっての最強の味方と言えるでしょう。
日本の魂が宿るREGAL(リーガル)
日本で最も有名な革靴ブランドといえば、間違いなくここです。日本人の足型を徹底的に研究して作られているため、フィット感が抜群。特に「ガラスレザー」を採用したモデルは、雨に強くお手入れも簡単です。全国どこにでも店舗があるため、修理の相談がしやすいのも大きなメリットですね。
学生から大人まで愛されるHARUTA(ハルタ)
ローファーのイメージが強いですが、ビジネスラインも隠れた名品揃いです。2万円を切る価格帯でありながら、日本製にこだわった質実剛健な作り。流行に左右されないオーソドックスなデザインは、一足持っておいて損はありません。
3万円〜5万円で手に入れる「本格靴」の世界
この価格帯から、いわゆる「グッドイヤーウェルト製法」などの、ソールを張り替えて長く履ける靴が登場します。
職人のこだわりが詰まったSCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)
東京・墨田区発の、日本を代表する本格靴ブランドです。世界中の有名タンナー(革なめし業者)から直接仕入れた上質な革を使い、熟練の職人が一足ずつ作り上げています。特に「アノネイ社」のベガノカーフなどを使用したモデルは、磨けば磨くほど奥行きのある光沢を放ちます。
驚異の逆輸入クオリティJalan Sriwijaya(ジャランスリウァヤ)
元々はオランダのミリタリーブーツを作っていたインドネシアの工場が、イギリスで修行した技術を注ぎ込んで作ったブランド。高級靴の代名詞である「ハンドソーンウェルテッド製法」を一部取り入れながら、3万円台という価格は、業界内でも「価格破壊」と言われるほどの衝撃です。
スペインの情熱Berwick 1707(バーウィック)
クラシックな英国スタイルに、モダンなエッセンスを加えたデザインが特徴です。最近では、ダイナイトソール(ラバーソール)を標準装備したモデルが多く、雨の日の通勤でも滑りにくく、実用性が高いことで評価されています。
5万円〜10万円。品格と個性を両立させる中堅ブランド
30代後半から40代、役職に就いたり、自分へのご褒美を考えたりするなら、このあたりのブランドがターゲットに入ってきます。
英国ノーザンプトンの至宝Crockett&Jones(クロケット&ジョーンズ)
世界中の名だたるブランドの靴をOEM(受託製造)してきた実績を持つ、実力派中の実力派です。特にローファーの「キャベンディッシュ3」は、日本人の踵にフィットするように改良されており、爆発的な人気を誇っています。洗練されたシルエットは、まさに「大人の色気」を感じさせます。
雨の日でも最強Paraboot(パラブーツ)
フランスのブランドで、自社でラバーソールを製造している世界で唯一のメーカーです。代表作の「シャンボード」や「ミカエル」は、登山靴のような堅牢さと、ドレスシューズの気品を併せ持っています。油分をたっぷり含んだ「リスレザー」は水に強く、どんな悪天候でもあなたを支えてくれます。
質実剛健な英国靴JOSEPH CHEANEY(ジョセフ チーニー)
1886年創業。非常に真面目な靴作りを続けているブランドです。カントリーラインと呼ばれる、少し無骨なデザインの靴も得意としており、デニムやチノパンに合わせるジャケパンスタイルに最高にマッチします。
10万円オーバー。一生モノとして愛でる最高峰の輝き
一度は履いてみたい、靴好き憧れのトップブランドたちです。
靴の王様John Lobb(ジョンロブ)
既成靴の最高峰といえばジョンロブ。エルメスグループの傘下にあるため、使用される革のクオリティは他の追随を許しません。きめ細やかな質感、流れるようなフォルム。10年、20年と履き込むことで、あなただけの唯一無二の表情へと育っていきます。
フランスの誇りJ.M. WESTON(ジェイエムウエストン)
独自のサイズ展開(横幅のバリエーションが非常に豊富)を持っており、万人に合う一足が見つかります。特に「180 シグニチャーローファー」は、死ぬまでに一回は履くべきと言われる名作。万年筆や高級時計のように、人生を共にする価値がある靴です。
失敗しないための「選び方」と「メンテナンス」の極意
せっかく良いブランドを選んでも、選び方を間違えると宝の持ち腐れです。
まず、**「内羽根ストレートチップ」**を最初の一足に選んでください。つま先に一本線が入ったデザインで、冠婚葬祭からビジネスまで、これ一足で全てのフォーマルシーンをカバーできます。迷ったらこれです。
次にサイズ選び。革靴は「少しきついかな?」くらいがちょうどいいことが多いです。履いているうちに革が伸び、中底が沈んで足の形に馴染んでくるからです。逆に、最初からスニーカー感覚で余裕を持って選んでしまうと、数ヶ月後にはブカブカになってしまいます。
そして、最も大切なのが**「休ませること」**です。
人間と同じように、靴も毎日働かされると疲弊します。足の裏からは1日でコップ一杯分の汗が出ると言われています。その湿気を抜くために、一度履いたら最低でも2日は休ませてください。
そのためには、シューキーパー(シューツリー)が必須です。靴のシワを伸ばし、湿気を吸収してくれる木製のものを選びましょう。これだけで靴の寿命は2倍以上に伸びます。
まとめ:あなたの足元を彩る運命の一足
いかがでしたでしょうか。一口に革靴と言っても、その背景にあるストーリーやこだわりはブランドごとに全く異なります。
- 実用性とコスパを求めるならtexcy luxeやREGAL。
- 本格的な作りと価格のバランスならSCOTCH GRAINやJalan Sriwijaya。
- 圧倒的なステータスと品質を求めるならJohn LobbやJ.M. WESTON。
今のあなたのライフスタイルや、これからなりたい自分を想像して選んでみてください。良い靴は、あなたを素敵な場所へと連れて行ってくれます。
お気に入りの一足を磨き上げ、鏡のように輝くつま先を見つめる。そんな贅沢な時間を楽しむ余裕こそが、大人の男の嗜みではないでしょうか。
今回ご紹介した情報を参考に、最高の革靴 ブランド メンズから、あなたにとっての「運命の一足」を見つけ出してください。あなたの足元が、明日からのビジネスシーンをより輝かしいものに変えてくれることを願っています。


